アルバロ・レイロ
‘ストロー編み’のスペシャリストであるレイロは、減りゆく情報を取り戻し伝統的な籠細工と編みの技法を実践することに専念して、ガリシア州にある自身のホームスタジオ周辺の丘やその向こうに人々を住まわさせてきました。徐々に姿を消しつつある芸術を記録するという熱意あふれる努力が実を結び、彼は地域の職人技の伝統を保護する財団、Centro Galego de Artesania e do Diseñoの目を引くこととなります。
今回初めてレザー作品に取り組んだレイロは、葦や天然繊維を用いるクラフトの幅広い経験を複雑な籠細工に取り入れ、彼自身が手がけた既存のデザインや類似するアート作品を基に、複雑に編み込んだレザー作品を仕上げました。