2021年3月5日
A SHOW IN THE NEWS: LOEWE FALL WINTER 2021

クリエイティブ・ディレクタージョナサン・アンダーソン指揮するスペインブランド「ロエベ」、本日開催予定のランウェイ中止と発表



世界規模のロックダウンと社会的活動の制限は現在もなお解除されず、ファッションショーを含め、あらゆるイベントの実施が困難な状況が続いている。

こでロエベとクリエイティブディレクターのジョナサン・アンダーソンは、新しいコレクションの発表の場に、一般的なデジタルメディアではなく印刷物を用いることにした。すなわち、世界各地のさまざまな新聞と共に配布される別冊新聞だ。アーティストfumiko imano撮影によるフライヤ・ベハ・エリクセンをモデルに起用した人物像の探究を中心に、これまで度々ロエベとコラボレーションをおこなってきたM/M (Paris) がエディトリアルデザインを担当。ロエベのランウェイショーがおこなわれるはずだったその日、フランスの『ル・フィガロ』と『ル・モンド』、スペインの『エル・ムンド』、ロンドンの『ザ・タイムズ』、『ニューヨーク・タイムズ』、日本の『朝日新聞』に別冊が挟み込まれる。なお、秋冬コレクションは8月よりロエベの店舗に並ぶ予定。

昨年夏の『Show in a box(箱の中のショー)』 - これもまた実施されなかったランウェイショーを喚起させる、箱によるプレゼンテーションであった - によって確立された命名法を踏襲し、ジョナサン・アンダーソンは今回の試みを『Show in the News(ニュースの中のショー)』と名付けた。

ロエベの最新スタイルを紹介するこの冊子で、彼が普段ファッションに関心を持っているわけではない人々にもメッセージを届けようとしているのは明らかだ。

そしてファッションは流れる時の一瞬にまつわるものであり、本質的に「今」の記録としての機能を担う日刊紙と結びついている。

今回のロエベの冊子にはイメージに加え、アメリカの高名な小説家ダニエル・スティールの新作からの抜粋も掲載される。

タイトルは『The Affair(情事)』。これはチャールズ・ディケンズやアレクサンドル・デュマといった文豪の有名作品が、19世紀の新聞に連載されていたという文学的な伝統を参照したものだ。

今日、スティール氏は世界で最も売れている存命の作家であり、180冊にも及ぶ彼女の作品の発行部数は全世界で累計8億部にのぼる。彼女の最新作はロエベに直接言及しているわけではないが、ファッション業界が舞台であり、ヒロインは架空のファッション雑誌の編集者だ。このプロットにこれ以上の説明が要らないということが、いかにファッションがポップカルチャーの一部として流通しているかを示す例だと言えるだ ろう。ド キュメンタリーや長編映画の数々によって、かつては一部の限られた人々の関心の対象だったものが、過去10年間で一般にも広く認知されるようになったのだ。 現代社会においてファッションは民主化 された。なぜならそのイメージは、すべての人に消費され得るものになったからだ。ファッションは文化の一部であり、それ自体がポップカルチャーでもある。多くの場合オンラインやソーシャルメディア上で示されるそれらのイメージは、しかしながら儚いものでもある。それとは逆に、手で触れる新聞の物質性は、ファッションのファンタジーに物理的な存在感を与えるだろう。あなたは新聞を手に取り、ページをめくる。ここであなたが目にするのはニュースの中のファッションであり、ひとつのファンタジー。願わくば、これがあなたに夢見る時をもたらさんことを。

本特別号にて、ダニエル・スティールによる新小説『The Affair(情事)』第一章を先行公開。

世界最高のベストセラー作家として広く認められているダニエル・スティールの著書は、世界69ヶ国・43言語で出版され、 累計発行部数は8億部にのぼる。2002年にフランス政府により芸術文化勲章を受章。2014年にはフランス最高の名誉であるレジオンドヌール勲章を授与された。

クリエイティブ・ディレクタージョナサン・アンダーソン指揮するスペインブランド「ロエベ」、本日開催予定のランウェイ中止と発表

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世界規模のロックダウンと社会的活動の制限は現在もなお解除されず、ファッションショーを含め、あらゆるイベントの実施が困難な状況が続いている。

こでロエベとクリエイティブディレクターのジョナサン・アンダーソンは、新しいコレクションの発表の場に、一般的なデジタルメディアではなく印刷物を用いることにした。すなわち、世界各地のさまざまな新聞と共に配布される別冊新聞だ。アーティストfumiko imano撮影によるフライヤ・ベハ・エリクセンをモデルに起用した人物像の探究を中心に、これまで度々ロエベとコラボレーションをおこなってきたM/M (Paris) がエディトリアルデザインを担当。ロエベのランウェイショーがおこなわれるはずだったその日、フランスの『ル・フィガロ』と『ル・モンド』、スペインの『エル・ムンド』、ロンドンの『ザ・タイムズ』、『ニューヨーク・タイムズ』、日本の『朝日新聞』に別冊が挟み込まれる。なお、秋冬コレクションは8月よりロエベの店舗に並ぶ予定。

昨年夏の『Show in a box(箱の中のショー)』 - これもまた実施されなかったランウェイショーを喚起させる、箱によるプレゼンテーションであった - によって確立された命名法を踏襲し、ジョナサン・アンダーソンは今回の試みを『Show in the News(ニュースの中のショー)』と名付けた。

ロエベの最新スタイルを紹介するこの冊子で、彼が普段ファッションに関心を持っているわけではない人々にもメッセージを届けようとしているのは明らかだ。

そしてファッションは流れる時の一瞬にまつわるものであり、本質的に「今」の記録としての機能を担う日刊紙と結びついている。 今回のロエベの冊子にはイメージに加え、アメリカの高名な小説家ダニエル・スティールの新作からの抜粋も掲載される。

タイトルは『The Affair(情事)』。これはチャールズ・ディケンズやアレクサンドル・デュマといった文豪の有名作品が、19世紀の新聞に連載されていたという文学的な伝統を参照したものだ。今日、スティール氏は世界で最も売れている存命の作家であり、180冊にも及ぶ彼女の作品の発行部数は全世界で累計8億部にのぼる。彼女の最新作はロエベに直接言及しているわけではないが、ファッション業界が舞台であり、ヒロインは架空のファッション雑誌の編集者だ。このプロットにこれ以上の説明が要らないということが、いかにファッションがポップカルチャーの一部として流通しているかを示す例だと言えるだ ろう。ドキュメンタリーや長編映画の数々によって、かつては一部の限られた人々の関心の対象だったものが、過去10年間で一般にも広く認知されるようになったのだ。

現代社会においてファッションは民主化 された。なぜならそのイメージは、すべての人に消費され得るものになったからだ。ファッションは文化の一部であり、それ自体がポップカルチャーでもある。多くの場合オンラインやソーシャルメディア上で示されるそれらのイメージは、しかしながら儚いものでもある。それとは逆に、手で触れる新聞の物質性は、ファッションのファンタジーに物理的な存在感を与えるだろう。あなたは新聞を手に取り、ページをめくる。ここであなたが目にするのはニュースの中のファッションであり、ひとつのファンタジー。願わくば、これがあなたに夢見る時をもたらさんことを。

本特別号にて、ダニエル・スティールによる新小説『The Affair(情事)』第一章を先行公開。

世界最高のベストセラー作家として広く認められているダニエル・スティールの著書は、世界69ヶ国・43言語で出版され、 累計発行部数は8億部にのぼる。2002年にフランス政府により芸術文化勲章を受章。2014年にはフランス最高の名誉であるレジオンドヌール勲章を授与された。

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ダニエル・スティールとの対談

ダニエル・スティールは世界有数のベストセラー作家であり、180冊にも及ぶ彼女の作品の発行部数は全世界で8億部にものぼります。今回ダニエルは、自身の創作プロセス、生み出された多くの作品、そして最新作の『The Affair (情事)』について、ジョナサン・アンダーソンとともに語ります。

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第一章はこちら

ジョナサン・アンダーソンが語るFW21ウィメンズ ランウェイコレクション

ファッションメイキングにおける、純粋な喜びや強烈な興奮を伝えるコレクション。大胆不敵な行為としてドレスアップするという発想。抽象的なシルエットにアクリルの色彩があふれ出します。

ルック 1
ルック 2
ルック 12
ルック 13
ルック 23
ルック 24
ルック 34
ルック 35
ルック 45
バッグ

ロエベの歴史的なアイコンであるアマソナ。新たなシェイプ、鮮やかなカラー、新素材のシルクカーフスキンで一新。新作のゴヤバッグも登場。最上級のレザーを用いたタイムレスなデザインが特徴です。

精緻なディテール

フリンジやフラップ、巨大なタッセル、ドレープ、アプリケ。ユニフォームの様な実用性にエネルギーを加えるグラフィック要素や、官能的な魅力を漂わせるカットアウト。