LOEWE Conversation #4
著名な談話家兼評論家であるフラン・レボウィッツ氏が、1970年代と80年代のニューヨークを振り返ります。

ロエベによるLOEWE Conversation シリーズの今回のイベントでは、作家、ユーモア作家、文化評論家、そしてニューヨークの伝説的アートディーラーでもあるグレイシー・マンション氏と、ニューヨークのアートディーラーであるフラン・レボウィッツ氏が対談を行います。

チケットはこちらから入手できます。

「PHotoEspaña 2018」(フォト・エスパーニャ)の一環として、ピーター・ヒュージャー氏とデイヴィッド・ヴォイナロビッチ氏をフィーチャーした展示会が、マドリードにあるロエベのグランビア店にて開催されます。当日参加する著名なゲストらは、歴史的に意義深い1970年代と80年代、社会的、芸術的、政治的運動が台頭した舞台となったマンハッタンのダウンタウンで隆盛を極めたアートシーンを振り返ります。アイコニックな時代を身をもって体験したレボウィッツ氏は、ロエベのグランビア店にて、ヴォイナロビッチ氏やレボウィッツ氏の親友であったヒュージャー氏が制作した辛辣なアート作品の一端を担った当時の都市景観、ほとばしるエネルギー、強烈な個性を持った人々の様子を、彼女ならではのシニカルで鋭い視点を通じて語ります。

LOEWE Conversationがリナレス宮殿で開催されるのは今回が初となります。マドリッドの中心部にあるシベーレス広場の真向かいに位置するこの宮殿は、クラシカルな建築様式を持つランドマークでもあります。

2018年6月27日 午後8時

ミストラル円形劇場、リナレス宮殿、マドリッド

LOEWE Conversation は無料で一般公開されます。席数に限りがありますので、事前にご予約をお済ませください。

詳しい情報はパウラ・アロンゾ(paula_alonso@loewe.esまたは+34 912 04 14 27)までお問い合わせください。

1983年、イーストビレッジにあるCivilian Warfare Galleryのオープニングに出席するデイヴィッド・ヴォイナロビッチ氏とピーター・ヒュージャー氏。アンドレアス・スタージング撮影

フラン・レボウィッツ氏について

フラン・レボウィッツ氏はニューヨークシティでもっとも高名なオピニオンリーダーの1人です。彼女はそのウィット、確固とした主張、機知に富む歯に衣着せぬ物言い、そして幅広い分野においてエッセーやインタビューにおいて常に読者を楽しませ、類稀な文才を発揮することで知られています。アンディ・ウォーホルは、自身の雑誌インタビュー記事制作に当たり、彼女をコラムニストとして起用したこともあります。40年以上に渡ってニューヨークのカルチャーシーンで中心的存在であるレボウィッツ氏は、社会問題を歯切れよく論評するコメンテーターの1人であり、ニューヨーク・タイムズの書評では、「古典的伝統における重要なユーモア作家」と評されました。これまでに複数のベストセラーを執筆し、TV番組やメジャーな映画への出演歴もあります。また、レボウィッツ氏のファッションセンスも定評があり、『ヴァニティフェア』誌から本年度のもっともスタイリッシュな女性の1人として選出された実績もあります。

フラン・レボウィッツ氏、ブリジット・ランコム撮影

グレイシー・マンション氏について

フリーのアートコンサルタントであるグレイシー・マンション氏は、1982年に自身初となるギャラリーを自分のアパートメントにオープンし、イーストビレッジをアートシーンの発信地とならしめた立役者です。

2002年までの間、ピーター・ヒュージャー氏とデイヴィッド・ヴォイナロビッチ氏の作品を含むコンテンポラリーアートの展示に継続的に携わってきました。マンション氏は数多くのアート関連団体のためにエキスパートアドバイザーを務めているほか、様々な出版物で記事を執筆し、世界中の各種施設や博物館で頻繁に講演を行っています。また、ニューヨークにあるエミリー・ハーヴィー&フィーチャー・ハドソン財団の理事も務めています。

「グレイシー・マンション氏」 サリー・デイヴィス撮影