ロエベのマーケティングキャンペーンが、スペインにおけるデザイナーのリブランディングの土台に。

各シーズンの中で、クリエイティブディレクターのジョナサン・アンダーソンがM/M Paris、ベンジャミン・ブルーノ、スティーブン・マイゼルと協力し、印象に残る写真の数々を作成しています。

キャンペーンに使用されているアイテムはすべて、多目的性を追求するロエベのスタイルの代表例となっており、神秘的な一面とユニークな特徴を兼ね備えています。このようなアイテムが集まることで、ロエベの個性的かつ現代的な物の見方を明確に伝えるコレクションに。ファッションへの情熱を原動力に、過去、現在、未来とつながりのあるアイディアを駆使しながら、異なるアプローチやインスピレーションを積極的に取り入れています。

2018年秋冬

スティーブン・マイゼルが写真におさめたのは、ミゲル・デ・セルバンテスによる古典文学作品「ドン・キホーテ」を読むステラ・テナントの姿。マイゼルが撮影した写真の1つが袖のデザインに使用されているロエベの限定版アイテムは、もともとは「Vogue Italia」にて紹介されたものです。ロエベは先月、マイゼルが昔撮影した写真をブックカバーとして再利用した古典文学作品を発表しましたが、この画像はその発表に続くものです。

マイゼルによる2枚目の写真では、テナントとエリーズ・クロンベが古いエレベーターの中に閉じ込められている様子が、まるで映画のワンシーンのように上から写されています。そこでは、2人ともロエベの2018年秋冬コレクションのウェアと赤いウィッグを着用。また、手で触れることのできる大きな「ゲートバッグ」の写真も、このキャンペーンにおける3つ目の重要な部分として、ブランド最新作に光る職人技とデザインを強調しています。

#LOEWECLASSICS

2018年春夏

モデルのヴィットリア・チェレッティを起用したこのシリーズは、5つのポートレートから成るシリーズは、様々なフルーツを口にくわえた5つのポートレートから構成され、アートにおけるフルーツ画という題をモダンに解釈し表現しています。

マンゴスチン、グレープフルーツ、メロンなどの果物をインパクトのある構成で捉えた、抽象的とも写実的とも言い難い5点の写真。味覚、自然、生物学から、変装、巧妙さ、欲望までをも思わせます。

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メゾンのクリエイティブ ディレクター就任後初のシーズンからジョナサン・アンダーソンが継続してきたアプローチをさらに展開させ、次なる広告キャンペーンは、ロエベの過去-現在-未来のさまざまな側面を映し出す3枚のビジュアルを中心に構成されます。

ファッションウィーク期間中、パリの500軒ものキオスクを飾った最初のビジュアルは、9千本を超えるシルクリボンでできたブラックの“雲”が吊り下げられたM/M (Paris) デザインのセットの前で、3月3日に発表されたコレクションのルックに身を包んだジゼル・ブンチェンの姿をスティーブン・マイゼルが撮影した1枚です。

2枚目のビジュアルは、すでにロエベのアイコンバッグとなっている「パズル バッグ」の新作で、上質なカーフスキンで仕上げられたジオメトリックなレザーに鮮やかなスカイモチーフがプリントされています。

3枚目のビジュアルは、スティーブン・マイゼルが今回のために撮り下ろしたアート作品の新シリーズからのもので、『コンポジション』(Compositions)と名付けられ、プレシャスな物からありきたりな物、実用的な物から装飾的な物、大量生産された物から手作りの物までと、さまざまなオブジェクトが、雲の浮かぶ空を背景に置かれた透明なテーブル上に配置されています。シュールリアルとハイパーリアルとの間で思わず視線が釘付けになってしまうようなイリュージョンを生み出しています。

ロエベとスティーブン・マイゼルとのスペシャルなコラボレーションが展開されるキャンペーンビジュアルの1枚目は、20世紀半ばに活躍したフローリストの草分けであり、作家でもあったイギリス人のコンスタンス・スプライの作品にインスパイアされた力強いフラワーアレンジメントを写した魅力あふれる静物画です。マイゼルによるもう1枚の写真では、スーパーモデルであり女優でもあるアンバー・ヴァレッタとジャクソン・ウェイクフィールドが、渦を巻くロープを背景にドラマティックな動きを見せています。

ロエベの「ジョイス バッグ」と「ゴヤ ウィークエンダー」のシンプルな写真がキャンペーンのビジュアルを完結させます。

2016年秋冬キャンペーンでも、スティーブン・マイゼルとロエベとのコラボレーションが続きます。マイゼルによるオリジナルの白黒写真は、2016年の『A Closer Look』シリーズからの一枚。マイゼル自身がセレクトした今回のキャンペーンのコンポーネントは、彼を象徴する一連の作品について、写真家自らによる反射的な自己内省を表しています。

各ルックはM/M Parisが手掛けた彫刻を背景に撮影されました。ごつごつとした岩のようなフォルムと光沢のある白い部分が組み合わさり、コレクションの個性を表現しています。

キャンペーンの最後は、セレクトされたロエベの製品です。

2016年春夏キャンペーンでスティーヴン・マイゼルは、個人のアーカイブの中から自身を写した‘日付のない白黒写真’をデジタルカメラで撮りなおし、オリジナルの『セルフポートレート』No.4を制作しました。ブラックのTシャツとジーンズを身に着けたマイゼルを写した写真は、ファッションやリプレゼンテーション、ポートレイト、複製についての疑問をタイムリーに提起しています。

このキャンペーンは、他に、M/M Parisがデザインした富士山を連想させるセットで撮影されたオリジナルのシルエットや、コレクションのキーアイテムで構成されています。

2015年秋冬のキャンペーンは、スティーブン・マイゼルが個人で保有するアーカイブにあった‘日付のない写真’をロエベのために特別に撮影しなおした『セルフポートレート』シリーズ。アンダーソンが打ち出すメゾンの多面的な方向性を反映する方法で、多種多様なビジュアルドキュメントを活かしたいとする彼の想いを表しています。

マイゼルのアーカイブ写真とともに、ロエベのコレクションのオリジナルのシルエットやキーアイテムのビジュアルが披露されました。

ロエベのクリエイティブ ディレクター、ジョナサン・アンダーソンがロエベの再構築を手がけた際、極めて重要な基準点として挙げたのが、スティーブン・マイゼルの作品でした。アンダーソンのロエベでの最初のコレクション発表にあわせ、マイゼルのアイコニックな作品に、新たに撮りおろされたベンジャミン・ブルーノのスタイリングにマイゼルならではのモノクロームのシルエットの作品が組み合わされました。

また、キャンペーンでは、レザーに刻印を施す際に使われるブロンズ製の刻印の1世紀にも及ぶコレクションを含め、ロエベのDNAを強調する歴史的なアイテムもフィーチャーしています。これらのまるで美術館にいるかのような印象を受けるビジュアルとともに、アンダーソンの新しいコレクションのキーアイテムがリアルに描写されます。M/M Parisがコンセプトを手掛けた今回のキャンペーン。優れたクリエイティビティを持つ4者のコラボレーションは、ここから続きます。

マイゼルのアイコニックな作品に、新た作品が組み合わされました。

ロエベのマーケティングキャンペーンが、スペインにおけるデザイナーのリブランディングの土台に。

各シーズンの中で、クリエイティブディレクターのジョナサン・アンダーソンがM/M Paris、ベンジャミン・ブルーノ、スティーブン・マイゼルと協力し、印象に残る写真の数々を作成しています。

キャンペーンに使用されているアイテムはすべて、多目的性を追求するロエベのスタイルの代表例となっており、神秘的な一面とユニークな特徴を兼ね備えています。このようなアイテムが集まることで、ロエベの個性的かつ現代的な物の見方を明確に伝えるコレクションに。

ファッションへの情熱を原動力に、過去、現在、未来とつながりのあるアイディアを駆使しながら、異なるアプローチやインスピレーションを積極的に取り入れています。

Fall Winter 2018

Steven Meisel photographed Stella Tennant reading the Spanish literary classic Don Quixote by Miguel de Cervantes in a LOEWE hardbound edition adorned with a sleeve featuring a Meisel photograph originally published in Vogue Italia The image follows last month’s preview, when LOEWE first announced the series of literary classics it is publishing with vintage Meisel images repurposed as book covers.

A second image by Meisel shows Tennant and Elise Crombez trapped in an old elevator, in a cinematographically inspired scene shot from above, wearing looks from LOEWE’s Fall/Winter 2018 collection topped with red wigs. A large tactile depiction of LOEWE’s Gate handbag is the third campaign element, highlighting the craft and design of the brand’s latest star product.

#LOEWECLASSICS

Spring Summer 2018

The series consists of five portraits featuring Italian model Vittoria Ceretti holding various fruit in her mouth, a modern interpretation of the long-standing subject of depicting fruit in art.

Neither symbolic nor literal, the images feature mangosteen, pomegranates and melons in striking compositions that point evocatively to notions ranging from taste, nature and biology to disguise, artifice and desire.

メゾンのクリエイティブ ディレクター就任後初のシーズンからジョナサン・アンダーソンが継続してきたアプローチをさらに展開させ、次なる広告キャンペーンは、ロエベの過去-現在-未来のさまざまな側面を映し出す3枚のビジュアルを中心に構成されます。

ファッションウィーク期間中、パリの500軒ものキオスクを飾った最初のビジュアルは、9千本を超えるシルクリボンでできたブラックの“雲”が吊り下げられたM/M (Paris) デザインのセットの前で、3月3日に発表されたコレクションのルックに身を包んだジゼル・ブンチェンの姿をスティーブン・マイゼルが撮影した1枚です。

2枚目のビジュアルは、すでにロエベのアイコンバッグとなっている「パズル バッグ」の新作で、上質なカーフスキンで仕上げられたジオメトリックなレザーに鮮やかなスカイモチーフがプリントされています。

3枚目のビジュアルは、スティーブン・マイゼルが今回のために撮り下ろしたアート作品の新シリーズからのもので、『コンポジション』(Compositions)と名付けられ、プレシャスな物からありきたりな物、実用的な物から装飾的な物、大量生産された物から手作りの物までと、さまざまなオブジェクトが、雲の浮かぶ空を背景に置かれた透明なテーブル上に配置されています。シュールリアルとハイパーリアルとの間で思わず視線が釘付けになってしまうようなイリュージョンを生み出しています。

ロエベとスティーブン・マイゼルとのスペシャルなコラボレーションが展開されるキャンペーンビジュアルの1枚目は、20世紀半ばに活躍したフローリストの草分けであり、作家でもあったイギリス人のコンスタンス・スプライの作品にインスパイアされた力強いフラワーアレンジメントを写した魅力あふれる静物画です。マイゼルによるもう1枚の写真では、スーパーモデルであり女優でもあるアンバー・ヴァレッタとジャクソン・ウェイクフィールドが、渦を巻くロープを背景にドラマティックな動きを見せています。

ロエベの「ジョイス バッグ」と「ゴヤ ウィークエンダー」のシンプルな写真がキャンペーンのビジュアルを完結させます。

2016年秋冬キャンペーンでも、スティーブン・マイゼルとロエベとのコラボレーションが続きます。マイゼルによるオリジナルの白黒写真は、2016年の『A Closer Look』シリーズからの一枚。マイゼル自身がセレクトした今回のキャンペーンのコンポーネントは、彼を象徴する一連の作品について、写真家自らによる反射的な自己内省を表しています。

各ルックはM/M Parisが手掛けた彫刻を背景に撮影されました。ごつごつとした岩のようなフォルムと光沢のある白い部分が組み合わさり、コレクションの個性を表現しています。

キャンペーンの最後は、セレクトされたロエベの製品です。

2016年春夏キャンペーンでスティーヴン・マイゼルは、個人のアーカイブの中から自身を写した‘日付のない白黒写真’をデジタルカメラで撮りなおし、オリジナルの『セルフポートレート』No.4を制作しました。ブラックのTシャツとジーンズを身に着けたマイゼルを写した写真は、ファッションやリプレゼンテーション、ポートレイト、複製についての疑問をタイムリーに提起しています。

このキャンペーンは、他に、M/M Parisがデザインした富士山を連想させるセットで撮影されたオリジナルのシルエットや、コレクションのキーアイテムで構成されています。

2015年秋冬のキャンペーンは、スティーブン・マイゼルが個人で保有するアーカイブにあった‘日付のない写真’をロエベのために特別に撮影しなおした『セルフポートレート』シリーズ。アンダーソンが打ち出すメゾンの多面的な方向性を反映する方法で、多種多様なビジュアルドキュメントを活かしたいとする彼の想いを表しています。

マイゼルのアーカイブ写真とともに、ロエベのコレクションのオリジナルのシルエットやキーアイテムのビジュアルが披露されました。