ロエベ プロジェクト

創業当時から伝統的なクラフツマンシップの慣例を塗り替え、未来のために新しい創造の基準を創り出してきたロエベ。ロエベ プロジェクトは、その精神を反映しています。

最初のロエベ プロジェクトは、ミラノサローネ2015で発表されました。さまざまなサイズのレザーのボウル50個を3セット使り、陶芸作品を模して多様な質量やサイズ感を表現した作品が披露されました。 手がけたアーティストはジョナサン・アンダーソン。特殊な成形プロセスを経て、陶芸作品の制作過程のように、レザーが手作業で特徴的な形に作り上げられています。

それ以降、ロエベは毎年ミラノサローネで新しいプロジェクトを発表しています。2016年には、さまざまな形やカラーをしたいくつものレザーで構成されたデザインの、オーク材の家具を発表しました。伝統的な装丁や木工細工で用いられる手法を駆使した精緻で革新的なプロジェクトにより、伝承されてきた職人技が、現代の世界との調和を生み出しました。

2016年のジョン・アレンのスペシャル アクセサリーコレクションや2017年のオウカ・レレの限定エディションなど、ロエベが重要性を感じる職人やアーティストの作品を紹介するコラボレーション シリーズも展開されています。

2016年、ロエベが長年に渡ってこだわり続けてきた卓越した創造性を改めて示すものとして、ロエベ財団は優れたクラフツマンシップを称える賞「ロエベ クラフト プライズ」を創設。現代のクラフツマンシップにおける独創性と芸術的価値を発掘することを目的としています。