ロエベ カンバセーション #5

マッキントッシュの創造的なビジョンと不朽の遺産の影響を探る

「ロエベ カンバセーション」シリーズにおける次回のイベントでは、作家、美術商、そしてマッキントッシュの専門家でもあるロジャー・ビルクリフ氏と、有名な設計評論家兼美術史家のアナチュー サバルビースコア氏が、チャールズ・レニー・マッキントッシュの人生、作品、遺産について対談します。

この対談と同時に、この偉大なスコットランドの博学者からインスパイアされたメンズ&ウィメンズのレディ・トゥ・ウェアおよびアクセサリーを取り揃えたロエベのマッキントッシュ コレクションも発表されます。独特な建築表現やアヴァンギャルドな家具のデザイン、そして植物の水彩画など、その特徴的な美しいデザインと印象的な創造性溢れる制作で知られているマッキントッシュの影響は至る所に広がり続けています。ロエベの著名なパネリストたちが、マッキントッシュの旅に加え、彼の作品がモダニズムや20世紀のアーツ・アンド・クラフツ運動などに与えた影響について探ります。

このイベントは、12月12日午後8時から、マドリッドのカサ ロエベで開催されます。

ロジャー・ビルクリフ

グラスゴー大学アートコレクションにおいてマッキントッシュ最大のコレクションを主管した後、マッキントッシュに関する複数の著作を執筆しました。それ以来、これらの著作は、彼の研究を知る上で代表的なものとなっています。2017年には、マッキントッシュと彼の友人であるヘンリー・マックネイア、およびフランシス、マーガレット・マクドナルド姉妹によって制作された美術品に関して、『Charles Rennie Mackintosh and the Art of The Four』 と題する初の研究を発表しました。また、東京からニューヨーク、ロンドン、ロサンゼルスに至る世界中でマッキントッシュの作品を取り上げた多くの展覧会の助言、キュレートも行っています。

 

アナチュー・サバルビースコア

スペインの新聞『エル・パイス』の建築および設計評論家で、ジャーナリスト、美術史家でもあるアナチューは、 『New Spanish Architecture』(リッツォーリ・ニューヨーク、1993年)、『Todo sobre la casa』グスターボ・ヒリ、2012年)など、これまでに16冊以上の書籍を出版しています。マドリッドのソフィア王妃芸術センターとバルセロナのMACBAで展覧会のキュレーターを務めているだけでなく、2016年からはロエベ クラフト プライズの審査員長も務めています。