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循環する創意とクラフト、その先へ。

ロエベは、ミラノサローネ国際家具見本市で7回目となる展示「循環する創意とクラフト、その先へ。」を開催。今回はクラフトの再生する力に着目し、世界各地の織物工芸や伝統技術に光を当てています。忘れられ捨てられそうなものや素材に、新しい命を吹き込み甦らせる。その職人たちによる独創的な手仕事を心から称賛します。




Repaired in Spain

ロエベは、スペインの職人たちに、世界各地から集めたアンティークのバスケットを修復し、再構築することを依頼しました。レザーを使って再生させたのは、日本の金継ぎから着想を得た方法。美しさを引き立て、修復された作品の歴史を表現しています。







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チスン(紙縄)の芸術

2019年のロエベ財団 クラフトプライズのファイナリストに選ばれたヤンソン・リーは、バケットバッグシリーズでロエベとコラボレーションしています。韓国のチスン(紙縄)の技法から着想した作品は、手漉きのハンジ(韓紙)を帯状にして束ね、編み上げられています。




コロサ バスケット

コロサとは、ガリシア地方に古くから伝わる、藁や葦、イバラを使ってフリンジ付きのレインウェアを作る技術。そこから着想を得て、ロエベはガリシア人職人のアルバロ・レイロに、同様の編み上げ技術と天然素材を使ったバスケット、そしてバケットバッグのコレクション制作を依頼しました。

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フリンジ付きのバッグは、コロサ特有の層になった構造と、立体的で機能的な見た目の両方を反映しています。何世紀にもわたり、何世代にも受け継がれてきたこの技術が今、ロエベのテイストで再構築されます。