400年の釜造りを次世代へ

ロエベ財団は世界中のクラフトおよびアートの伝統を前進させる活動の一環として、4世紀以上茶の湯釜造りを業としてきた釜師の一家・大西清右衛門家に対する6年間の資金援助プログラムを開始します。大西家の次世代育成支援、茶の湯釜工芸の未来への継承と啓蒙を目的としています。

浅間国際フォトフェスティバル

LOEWE FOUNDATIONは「浅間国際フォトフェスティバル2024 PHOTO MIYOTA」に協賛しました。釜師の16代目大西清右衛門氏による茶の湯釜と、その家族を写した特別な写真展を、同家の次世代育成と茶の湯釜工芸の継承を目的とした6年間の支援プログラムの一環として開催しました。

大西清右衛門家

大西家は京都で4世紀以上にわたり、茶室で湯を沸かすための伝統的な鉄釜である茶の湯釜を造りつづけてきました。



日常を写して

匿名性とアイデンティティを探求した静謐な作品で知られる写真家の横浪修氏により、清右衛門氏の妻・詠美氏の視点から見た同家の日常が写しとられました。



展示について

著名な写真家の横浪修氏が新たに撮影したポートレートとともに、小見山峻氏と五十嵐邦之氏による写真を展示しました




浅間国際フォトフェスティバル2024 PHOTO MIYOTA

長野県御代田町で開催された「浅間国際フォトフェスティバル2024 PHOTO MIYOTA」は屋内外で展示が行われ、これまでにない多感覚的な鑑賞体験をもたらしました

KYOTOGRAPHIE 2023

2023年、LOEWE FOUNDATIONは11回目の開催となった京都の国際的な写真祭「KYOTOGRAPHIE 2023」にて、清右衛門氏とそのご子息・清太郎氏を写した写真展に協賛しました。